思い切って転職してみたものの、入職後に「聞いていたことと違う」と感じることがあります。転職で失敗しないためにはどうすれば良いのでしょうか。
ここでは、転職で失敗しない介護の職場の選び方について紹介していきます。
好待遇の職場でも、実際に働き始めてみると「イメージと違った」ということはよくあります。職場の雰囲気は実際に自分の目で確かめて見ないとわかりません。転職する前に職場見学をしてみましょう。その際、職員に本音を聞いてみてください。実際にそこで働いている職員に感想を聞けば、その職場の良し悪しがある程度わかります。
実際に介護の職場で働いてみないとわからないことは多々あります。入職後のギャップを防ぐためにも、事前に体験ボランティアをしてみましょう。すべての施設が体験ボランティアをしているわけではありませんが、大手の施設や事業所などではボランティアを受け入れているところがあります。
体験ボランティアでは実際の仕事の流れや管理者の人柄、職場の人間関係などがわかるため、職場選びに失敗するリスクを大幅に軽減できます。職場によって1日の作業量も大きく異なるので、実際の仕事内容をよく吟味した上で選ぶようにしましょう。
ハローワークなどで求人を探していると、求人が出っぱなしの職場を見かけることがあります。このような職場は人の回転が早く、何かしら問題がある可能性があるので注意が必要です。
職場の雰囲気や労働環境が良いところは、なかなか人が辞めないので、求人が出っぱなしになっていることはありません。
求人内容に「業務拡張の為」などと記載されていても、いつも同じ内容で求人を出し続けている職場はブラックなところが多いため、避けたほうが無難です。
「人のために働きたい」という高い志を持っていても、自分のライフスタイルに合わない職場を選んでしまうと、長く働き続けることができません。給与、勤務日数、休暇、待遇などの労働条件は事前にしっかりチェックしておきましょう。
介護業界では、24時間体制でケアが必要な施設もたくさんあります。そのような施設で働く場合は、勤務シフトや夜勤手当、土日手当などもしっかり確認しておいてください。
下調べをおろそかにしてしまうと、入職後のギャップに悩みやすいので注意が必要です。転職を考えている人は、ネットで情報を集めるだけでなく、実際に足を運んで自分の目で見て判断しましょう。
きちんとポイントを押さえておけば、良い職場に巡り会うことができます。