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派遣切りされる人・されない人の特徴

心ならずも派遣契約終了という結果を生まないためにできることとは?

派遣切りという言葉はあまり耳触りの良いものではありませんが、派遣という形で働いている以上、契約終了となるケースが一定数発生するのは事実です。

長く働いていきたいにもかかわらず、派遣契約が終了してしまうという悲しい結果を生まないためにはどうすればよいのか考えてみました。

なぜ契約終了するのか、理由とちゃんと向き合いましょう

派遣で介護士として働いている方の「派遣切り」の体験談はweb上にあふれています。それらに目を通すと、共通点が見いだせます。契約終了の本当の理由に気づいていないか、目をそらしているのです。

では契約終了となる根本的な理由とは何でしょうか?

それは施設にお金がないからでも派遣介護士の方のスキル不足でもありません。施設側と派遣介護士さんとのコミュニケーションがうまく取れず、施設側にとってその派遣介護士さんは同じ目標に向かって一緒に働きたい存在ではなくなったからです。

同じ目標に向かって進むということは、その集団が少なからず波長の合う人=コミュニケーションがうまく取れる人たちで構成されなければスムーズにいきません。
コミュニケーションがうまく取れないということはその施設の目標に向かっていくための方法論や各個人の特性に合わせた作業分担などを共有できないので、共有できる方たちで効率よく目標達成したい、と考えるのは自然な流れと言えるでしょう。

もし契約終了となって悲しい思いをしているなら、以下の二つの項目を一旦冷静になって考えてみてください。

・あなたは派遣先の施設の目指す意図を汲み取り、その施設の方法論を尊重していましたか?
・あなたの派遣元に派遣料を支払ってくださる派遣先に対して感謝の気持ちを持てていましたか?

もしあなたにとって理想的な派遣先が今の施設で長く働きたいと思っていたとしたら、二つの項目の中に自身が改善した方が良い点があったということです。

もしあなたにとって理想的な派遣先が今の施設ではなく、長く働きたい先ではなかったとしたら、二つの項目の内容をこれからも続け、自分に合った派遣先へ気持ちよく移っていけばいいのです。

自分に合った派遣先は必ず見つかります

契約終了となった方はさまざまな想いを抱えると思いますが、それは一旦置いておきましょう。次こそ自分の理想的な職場環境に自身を置くために最大限の努力をするのです。そのためにはまず今笑顔になりましょう。

笑顔ほど人の心を喜ばせるコミュニケーションはありません。そして今周囲にある人、物全てに感謝しましょう。感謝が全てを整えてくれます。

そうすれば、笑顔と感謝を周囲に振りまける素晴らしいあなたに合った職場環境が導かれるでしょう。そしてそれを続けていけば、今度こそ契約終了を避けられるような人に自身が変化していくはずです。自分に合ったより良い環境を整えるために努力を続けていってください。